フリーランスで副業するのにおすすめの資格 パーソナルトレーナー

2019年10月3日 12:23

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 将来に対する不安なども理由に、ここ数年は、副業に対する関心が高まっている。確かに近年、安定しているようにみえる大手企業も早期退職者を募るようなニュースをよく見かけるようになった。それだけ現代が不安定な時代であるということは間違いない。

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 どれだけ安定している企業に入社しようとも、そこで残っていけるかどうかは誰にもわからない。そこで、副業ではフリーランスとして活躍しようと考えている人も多い。しかし、何か特別な技術を持っていたり、たくさん仕事を紹介してくれる人でもいない限り、仕事をすぐに軌道に乗せることは容易ではない。

 それでもフリーで仕事を受けたいという人には、何か得意な分野での資格取得をすすめる。フリーランスになるだけでは資格は必要ないが、実績のない人にとって、特定の分野に特化した資格を持っているということはそれだけで強い武器となりうる。今回は、数ある資格の中でも「パーソナルトレーナー」について紹介する。

●パーソナルトレーナーとは

 パーソナルトレーナーは、個人などに対してエクササイズの指導を行うことが仕事だ。トレーナーを必要とするのは、トップアスリートだけでなく、健康目的の人や、リハビリを行う人など、幅広く存在する。

 パーソナルトレーナーに国家資格はなく、民間資格のみのため、極端なことを言えば資格の有無に関係なく、自分がパーソナルトレーナーであることを名乗ることは可能だ。しかし民間資格とはいえ、その有無は重要である。

 フリーランスとして活躍する際に資格があることが武器となりうるとは、上でも述べているが、例えばフィットネスジムでパーソナルトレーナーとして勤務する場合にも、資格を持っていることを必須条件とする企業は多い。

 パーソナルトレーナーの資格についてだが、こちらは民間の資格であるため、認定する団体ごとに資格取得の条件が少し異なる。多くの団体では、テキストで勉強したのちに適性テストを受け、同時に実技も進めていくことが一般的だ。中には、フィットネスジムでの勤務経験などを考慮したうえで、実技の講習が不要な場合もある。

●パーソナルトレーナーの資格を活かしたおすすめの副業

(1)個人でトレーナーとして仕事を引き受ける

 個人で契約を結ぶ場合、パーソナルトレーナー派遣会社などの組織に属し、そこを通してクライアントと契約を結ぶことができる。クライアントの自宅も含めて、場所さえ確保できれば、個人で仕事を引き受けることも可能である。

(2)SNSなどでトレーニングに関する情報を発信する

 SNSを使えばファンも獲得でき、収入に繋げることも可能である。最近は自身のトレーニング方法をYouTubeで公開し、YouTuberとして活躍する人も存在する。もちろんYouTubeではなくても、noteでトレーニングについてまとめることも可能である。自分に合っていると思うやり方を模索していくといいだろう。

●まとめ

 近年のフィットネスブームや高齢者の増加などにより、健康に対する意識は年々高まりつつある。トレーニングをして理想的な体形を手に入れたいと思っても、その道のりは険しいものである。そこで、パーソナルトレーナーという資格を持っていることで、そのように悩んでいる人たちに最適なトレーニングが提案できるようになれば、フリーで活躍することも可能になるであろう。(記事:IKO・記事一覧を見る

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