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iOS 13.1&iPadOSが配信開始 気になる不具合の修正は?
iOS 13.1では前回のiOS 13で報告されていた不具合は一通り修正されている。早めにアップデートしておこう。[写真拡大]
日本時間9月25日未明(現地時間9月24日)、「iOS 13.1」の配信が開始された。今回のアップデートは、9月20日にメジャーアップデート「iOS 13」が配信されから5日での素早い対応。また、同日にはiPad初の個別OSとなる「iPadOS 13.1」も配信を開始。当初は10月初旬に配信される見込みだったが、前倒しする形となった。
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iOS 13の代表的な不具合を今一度おさらいしておこう。特にTwitter上での報告が多かったのが、トリプルタップ及び4点タップ操作の反応が悪いことと、写真アプリで高速スクロールを行うと強制終了してしまう不具合。
純正メールアプリでは受信メールの取得が困難になり、件名が表示されなくなるなど、これまで前例がないほど細かな不具合が積み重なっていた。筆者が検証してみたところ、特に目立っていたこれらの不具合は無事に解消されていた。
今回は不具合修正だけでなく、純正マップアプリで目的地への到着時間を他のユーザーと共有できる「Share ETA」の追加や、ショートカットのオートメーション機能の復活など、機能面でも新たな変化をもたらした。
これらは事前にベータ版で提供されていたが、20日のiOS 13配信には間に合わなかったものだ。これで、ベータ版で予告されていた機能がそろい踏みとなった。
前倒しとなったiPadOS初のナンバリングは、「13」ではなく「13.1」だった。アップデート内容はiOS13及びiOS13.1と共通する箇所はあるものの、ホーム画面のレイアウトや操作性が見直されるなど、iPadならではの大画面を活かした改善も行われている。
今回のアップデートでひとまずは、iOS 13で目立った不具合が解消されたようだ。近日中には順次サードパーティ製のアプリもiOS 13.1及びiPad OS 13.1に対応したアップデートを配信していくことが予想される。App Storeのバッジに注目し、アップデートが配信されたら直ちに適用しておこう。(記事:森野沙織・記事一覧を見る)
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