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米ホンダ、頭部をキャッチャーミットのように包み保護の助手席用エアバッグ開発
headless曰く、
Honda North Americaは23日、頭部をキャッチャーミットのように包んで乗客を保護する新設計の助手席用エアバッグを発表した(ニュースリリース、SlashGearの記事、動画)。
このエアバッグはHonda R&D Americasのオハイオセンターのエンジニアが中心となり、同社のセーフティーシステムサプライヤーの一つであるAutolivの協力を得て開発されたという。膨張する袋状のコンパートメントのみで構成される従来のエアバッグとは異なり、新設計のエアバッグはコの字型に配置した中央(正面)と側面(左右)計3つのコンパートメントに加え、側面2つのコンパートメントをつなぐ布状の「sail panel」という4つのコンポーネントで構成される。このsail panelがキャッチャーミットのように乗客の頭部を捉えて減速し、左右のコンパートメントで頭部を包み込む。これにより斜め前方からの衝撃を受けた場合に乗客が首を激しくひねったり、頭部が滑ってエアバッグから外れたりすることを避け、負傷の可能性を軽減できるという。ホンダでは新設計のエアバッグを2020年に米国向けの新製品で採用開始する計画とのことだ。
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