副業でオンライン家庭教師 受験テクニックを活用した副業とは?

2019年8月5日 11:24

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 最近では、”教育”を副業にしやすい環境が整ってきている。

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 ITの技術革新は教育分野でも積極的に取り入れられており、中でも注目したいのはオンライン家庭教師だ。インターネットを介して家庭教師をするわけだが、副業者にとってはチャレンジしやすい仕事でもある。オンライン家庭教師のメリットや、収入に有利に働く条件についても紹介したい。

■オンライン家庭教師は副業にも適している

 オンライン家庭教師とは、Skypeなどのビデオ通話を用いた新しい家庭教師のスタイルである。副業で行う場合でも、オンライン家庭教師を斡旋する会社と契約する。

 オンライン家庭教師会社は、Skypeや独自システムを用いて、在宅で仕事をすることが可能だ。つまり、時間的な制約を受けにくい。さらに、旧来の家庭訪問型とは異なるため、通勤時間を節約できるメリットがある。

 オンライン家庭教師は給与面でも魅力的だ。求人サイトを見てみると、時給にして1,200円~5,000円以上と幅はあるが高めに設定されている。

 家庭教師と聞くと、どうしても”受験”が連想されやすい。しかし、近年ではデザインなどの専門的な知識を要するオンライン家庭教師の需要も高まっている。受験テクニックに加え、専門的な知識を時間的な制約なしに副業で活用できるのが、オンライン家庭教師のメリットだ。

 教育に携わりたい希望を持っていた人にとっては、その気持ちを実現するための足掛かりにも適しているだろう。

■指導・受験の経験や学歴が収入に影響する

 すきま時間や週末を利用して副業できるのは、オンライン家庭教師の大きな魅力だ。だが、収入面を左右するのは指導の”実力”だけではない。

 オンライン家庭教師で重視されるのは、「指導経験」と「学歴」だ。とりわけ、指導経験の有無は給与に影響を与える。ただ、これは副業でも実績を積んでいけばカバーできる問題だ。

 次は、学歴だ。社会人になると、仕事に学歴が影響する場面は減る傾向にある。むしろ、仕事ができるかという能力で評価されるからだ。

 しかし、オンライン家庭教師を利用するのは学生である子供であり、その子の親でもある。彼らが選択する際に、高学歴は自ずと有利に働くのだ。

 それを示すように、学歴と指導経験によっては、大学受験を控える高校生以上の指導は難しい面がある。さらに、近年では小学生であっても中学受験の経験が有利に働く。それでも、オンライン家庭教師が副業に適していることに変わりはないだろう。(記事:西島武・記事一覧を見る

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