「ふるさと納税」経験者は約2割 理由は「特典が魅力的」が最多 マイボイスコム調査

2019年8月1日 12:09

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ふるさと納税で寄付をしたことがあるか?(画像: マイボイスコムの発表資料より)

ふるさと納税で寄付をしたことがあるか?(画像: マイボイスコムの発表資料より)[写真拡大]

 マイボイスコムの調査によると、ふるさと納税の経験者は2割程度に留まっているものの、約5%の人は年に10回以上もふるさと納税を行っていることが分かった。

【こちらも】ふるさと納税、納税先選定理由の8割は返礼品 返礼品規制に賛成3割

■ふるさと納税の経験者は約2割

 7月30日、ネットリサーチサービスなどを提供するマイボイスコムが、ふるさと納税に関するアンケート調査の結果を発表した。これは10代から70代の男女1万65人を対象にインターネット調査をしたもの。

 ふるさと納税で寄付をした経験を尋ねたところ、「ほとんど毎年行っている」が10.9%、「ときどき行っている」が3.1%、「今までに1~2回程寄付を行った」が7.6%で、ヘビーユーザーは全体の1割程度、経験者は全体の2割程度だった。その一方で「ふるさと納税で寄付をしたことはない」が76.0%と圧倒的。さらに「ふるさと納税を知らない」が2.4%あった。

■年に11回以上寄付する人は4.6%

 ふるさと納税で1年に寄付を行った頻度を尋ねたところ、最も多かったのは「2~3回」で35.2%、ついで「1回」が31.3%、「4~5回」が20.0%で、年に3回未満が約6割、5回未満が約8割となった。また「6~10回」が8.4%、「11回以上」が4.6%となっている。性別や年代別では、男性の30~50代、女性の40代で回数が多め。

■「寄付の特典」に惹かれた人が多数

 寄付をした自治体を選んだ理由では、「寄付の特典(返礼品)が魅力的」が65.9%と圧倒的に多かった。ついで、「還元率が良い」(25.4%)、「自分や家族の出身地、ゆかりがあるところ」(18.9%)、「寄付の特典(返礼品)が地元のものである」(16.4%)、「返礼品が人気だった」(15.3%)、「ゆかりのあるところではないが応援したい」(14.8%)、「寄付の用途の共感できる」(9.7%)などとなっている。

 寄付をしようと思った理由でも、「寄付の特典(返礼品)が魅力的」が65.2%と多く、ついで、「寄付をした金額は税金から控除・還付される」が52.4%、「少量の負担で、豪華な特典(返礼品)がもらえる、お得感」と「寄付を通じて、自治体を支援したい」が、それぞれ30%台で続いている。

■ふるさと納税に対する賛否両論

 発表ではふるさと納税に対する自由意見も掲載している。好意的な意見としては、「地域の特産品に出会える」「節税になる」「過疎地域になにがしかの貢献をしたい」「(出身地などに)ふるさと納税で少し応援したい」などがあった。

 批判的な意見では、「年金生活者にはメリットがない」「返礼を期待して寄付をするのはおかしい」「自治体で競争している感じが好ましくない」「メディアであまり良い印象を受けていない」などがあった。また、「住んでいる自治体のサービスが低下しては元も子もない」「今住んでいる街に納税したい」との声もあった。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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