スバル「シフォン」がフルモデルチェンジ、7月25日発売

2019年7月18日 12:00

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シフォン・G スマートアシスト(画像: SUBARUの発表資料より)

シフォン・G スマートアシスト(画像: SUBARUの発表資料より)[写真拡大]

  • シフォン G スマートアシスト(2WD)
  • シフォンカスタム R スマートアシスト(2WD)
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  • インテリア
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  • ミラクルオープンドア
  • 運転席ロングスライドシート/助手席ロングスライド

 7月16日、スバルは軽トールワゴン「シフォン」をフルモデルチェンジし、7月25日に発売すると発表した。シフォンはダイハツ・タントとほぼ同一のルックスでスバルが販売する「OEM」車両の一台。フルモデルチェンジのポイントは、「ミラクルオープンドア」と「スマートアシスト」の発展である。

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●ミラクルオープンドアでバリアフリー実現

 前代よりも本格化した助手席側のミラクルオープンドアにより、広い入口を確保。助手席の扉と後部のスライドドアの間に柱がなく、両方開ければ入口が広く確保される。運転席はロングスライド機構が採用されており、最大540mmの移動ができ後部座席へのウォークスルーが可能だ。

 これらにより子どもを連れた家族やお年寄り、障害者なども楽に乗り降りできると考えられる。高齢化社会である現代の日本に合ったバリアフリーとしての役目が期待される。

●先進的な安全運転の支援技術で交通事故を防止

 安全運転を支援する「スマートアシスト」にも要注目だ。他の車や歩行車の接触をいち早くシフォン自体が感知し、緊急ブレーキを作動してくれる。ブレーキ制御付誤発進抑制機能では、駐車場などで誤って障害物などに接触しそうになるとブレーキ制御が作動。近年の交通事故の原因として挙げられがちなアクセルとブレーキの踏み間違い対策も施されている。

 「アダプティブドライビングビーム」では、夜間走行時の視界をハイビームライトで確保する。しかし先行車や対抗車が近づくとライトを弱め、眩しすぎるなどで迷惑をかけないように配慮されている。

 ほかにも先行車との距離を保ちながら自動で設定した速度をキープしてくれる「アダプティブクルーズコントロール」もある。これは旅行や出張などでの長距離運転の疲れを和らげるのに役立つ。スマートパノラマパーキングアシストによる駐車枠検知や、ステアリングアシストにより、運転初心者でも楽に駐車できるだろう。

●恵まれた基本性能と乗り心地

 燃費が2WD自然吸気エンジンのJC08モードで27.2km/Lを誇るなど、基本性能もレベルアップ。高められたボディ剛性や軽量化などにより、乗り心地も向上しているという。

 フルモデルチェンジで実用性がバージョンアップしたシフォン。メーカー希望小売価格は通常モデルが130万6,800円から165万2,400円、ドレスアップモデルの「シフォンカスタム」は170万6,400円から190万6,200円。

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