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準備ゼロで始められる副業 (2)「流木ハンター」
海や川で拾った流木が大金に化けるかもしれない、という話を聞いたらきっと驚くだろう。実際にこの仕事をしながらお金を稼いでいる人がいるのだ。必要なものはちょっとした知識と流木を拾いに行く時間だけ。ほとんど準備ゼロで始められる「流木ハンター」のお仕事を紹介したい。
【こちらも】準備ゼロで始められる副業 (1)「代行業」
■そもそもなぜ流木がお金になるのか?
流木とは、砂浜や河原に落ちている木のことだ。なぜこれが売れてしまうのかというと、熱帯魚などを飼っている人にとって、水槽内のオブジェとして使われるからだ。
もちろんどんな流木にも需要があるわけではない。アクアリウムで一般的に使われている水槽の大きさに適したもので、形や表面の柄などに雰囲気のあるものが良く売れている。実際にフリマアプリやオークション、専門店などで見て雰囲気をつかんでみると、売れる筋が見えてくるだろう。
また、この流木ハンターのお仕事の最も良い点は、仕入れ原価がほとんどかからないところ。家の近くに流木が手に入る場所があればノーコスト、ちょっと移動が必要であればその交通費くらいだ。初期のコストがかからないため、副業初心者にもハードルが低いだろう。
■どのようなところで流木を見つけられるのか?
一番おすすめの場所は、源流に近い上流付近や中洲のあるところ、曲がりくねった川の岸など。こうした場所に、大雨の降った数日後等に行くと、形の良い流木が落ちていることが多い。
また整備や清掃などがあまり入っていない海岸などもおすすめだ。人の多く出入りする海岸だと、清掃業者などにより流木が処分されやすいため、人が少ない海岸などがベターだろう。
■買取価格をしっかり上げていくためには、ひと手間が重要
ある程度乾燥させてしまえば売れてしまうこともあるが、ひと手間をかけることでより価格を上げることができる。それは、流木のアク抜きと洗浄だ。
拾ってきた流木を水につけてアクを抜き、表面を磨くことでより市場価値が高まる。そのための準備や手間などが多少かかってしまうが、本格的に流木ハンターをやっていこうという人はひと手間かけてもらいたい。アウトドアやレジャーも兼ねてこうした副業にチャレンジするのはいかがだろうか。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る)
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