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アテンザ改め「マツダ6」登場!2.5リットルターボを新設定
■これからはマツダ6と呼ぶことになる
「マツダ6」?という聞き覚えのない車名だが、実はこれは新車種ではなく、これまでの「アテンザ」がマイナーチェンジされ8月1日に発売するのを機に、車名変更されたものだ。そしてこの「マツダ6」は、2.5リットルターボを新設定するなどして7月4日に予約受注を始めた。メーカー希望小売価格は284万円台から423万円台で、新設定のターボ車が423万9000円と、最高価格グレードになっている。
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マツダはこれまで販売される地域によって異なっていた車名を、世界で統一することを公表しており、今回の「マツダ6」は、5月にフルモデルチェンジして発売された新型アクセラを「マツダ3」と改めたのに次ぐものだ。2019年の秋にフルモデルチェンジ予定の「デミオ」も「マツダ2」に変更されたれることとなっている。
■何故?マイナーチェンジなのに改名したのか
さらに商品力を増した新型「マツダ6」の改良点は多岐に及ぶが、どうしてもこの車名変更が話題なるのは、フルモデルチェンジでの改名ではなく、マイナーチェンジという小改良のタイミングであることがある。
そもそも現行モデルの「アテンザ」は、2012年に発売されていることから、7年目となる2019年はフルモデルチェンジのタイミングでもあった。しかし、様々な理由から改良を続けてもうしばらく延命されるのではないかという憶測が出ていた。
今回改名されたことで、あと2~3年はフルモデルチェンジされないということがはっきりした。今回改名しないと他の車種が全て改名されたあともアテンザだけ取り残されるのを避けるため、タイミング的には今、ということになった。
■どこが変わったのか?
さて、マツダ6の改良点では、エンジンが2.0Lと2.5Lのガソリン、2.2Lのクリーンディーゼルに加えて、新たに、4.0LのV8型自然吸気エンジン並みのトルクを誇る2.5Lのガソリンターボエンジン搭載された「25T S Package」がラインナップされた。
また、2.5Lターボ車にはフロントブレーキのデイスクを17インチに大口化し、ブレーキの性能を高めている。他にも、ブラック塗装のホイールやブラックレザーインテリアを専用設定している。さらに、最新技術「G-ベクタリングコントロールプラス」を全グレードに標準設定した。
□25T S Packagのエンジンスペック
エンジン最高出力 169kW(230PS)/4,250rpm
エンジン最大トルク 420N・m(42.8kgf・m)/2,000rpm
なお従来モデルの「アテンザ」は、6月14日ですでに生産を終了しており、在庫販売となる。また、WEBサイトもすでに「MAZDA6 SEDAN」「MAZDA6 WAGON」となって、内容も新型になっている。
■まとめ
日本人には「アテンザ」や「アクセラ」などの名称の方がなじんでおり、「マツダ6」や「マツダ3」と言われても、どんな車か思い出すのには難しい。特にマツダは各車種が同じデザインのためよりわかりづらい。メルセデスやBMWの「〇〇シリーズ」ほどに浸透するには時間がかかりそうだ。(記事:田中秀雄・記事一覧を見る)
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