コードミー、個人ごとにカスタマイズしたアロマのサブスク開始 AIがTwitter解析も

2019年5月31日 13:10

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届けられるアロマのイメージ。(画像: コードミーの発表資料より)

届けられるアロマのイメージ。(画像: コードミーの発表資料より)[写真拡大]

 コードミーは30日、AIも活用して、利用者に最適なアロマを選んで自宅に届けるサービス「CODE Meee ONE(コードミーワン)」の先行販売を開始した。このサービスは5問の質問への回答と、利用者の過去のツイッターへの投稿をAIが解析し、3,000パターン以上のアロマの中から適したものを利用者の自宅に毎月届けるというもの。将来はツイッター以外のSNSにも解析対象を広げる予定だ。

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 ストレスが多い現代において、アロマは簡単にリフレッシュできる手段として多くの人に用いられるなど、その市場は各方面から注目を集めている。2018年11月には、香りによるオフィスワーク業務の向上を目指した初の展示会である「香りデザイン東京」も開催された。

 また人それぞれに合った最適なサービスを提供する、「パーソナライゼーションサービス」が各業界で注目を集めている。そんな中、コードミーはアロマのパーソナライゼーションサービスに注目し、取り組んできた。

 「コードミーワン」は、働き盛りの20代から30代の男性をターゲットにしたサブスクリプションサービスだ。Web上で行う香り診断の結果から3種類のアロマを推薦し、そのうちから選ばれた1種類を毎月届けるというもの。料金は月額1,800円だ。

 追加オプションとしてツイッターと連携させれば、AIが過去の投稿内容を解析し、その結果も加えて最適なアロマを紹介する。これにより、利用者の性格や現状を把握し、ストレス軽減の効果が期待できる調合アロマをすすめられるという。約1年間の実証実験を行った結果、30代男性の顧客を中心に「より簡単に利用できる診断プロセスと、利用者一人一人に合ったアロマを定期的に届けてほしい」という声を受け、サービスの開始となった。

 コードミーは、30日より「コードミーワン」を数量限定で販売開始。6月下旬には、メディア向けに東京都内で体験イベントを開催する。今後はツイッター以外のSNSについてもAIで解析し、更に利用者に最適なアロマを届けたいとしている。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

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