格安SIM「LIBMO」、Alexaスキルを提供 ギガ残量確認やリチャージが可能に

2019年5月22日 11:36

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「LIBMO」スキルのロゴ(画像:TOKAIコミュニケーションズ発表資料より)

「LIBMO」スキルのロゴ(画像:TOKAIコミュニケーションズ発表資料より)[写真拡大]

  • 月間のデータ残量確認(画像:TOKAIコミュニケーションズ発表資料より)
  • データ容量のリチャージ(画像:TOKAIコミュニケーションズ発表資料より)

 TOKAIコミュニケーションズ(静岡県静岡市)は、Amazonが展開するクラウドベースの音声認識サービス「Amazon Alexa」に対応したスキルの提供を開始すると発表した。同社が提供する格安SIMサービス「LIBMO」において、より一層の利便性向上と商品力アップを目指すという。

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 今回提供されるAmazon Alexa対応の「LIBMOスキル」は2つの機能を備えている。月間のデータ残量を確認できる機能と、足りなくなったデータ通信容量(ギガ)をリチャージする機能だ。使い方は簡単で、Alexaに「アレクサ、リブモを開いて」と話しかけることでLIBMOスキルが起動する。

 続いて「アレクサ、LIBMOの今月のデータ残量を教えて」と問えば、「残量は○○GBです」とAlexaが答える。また「アレクサ、LIBMOでリチャージして」と話しかければ、「リチャージ内容を確認します 1GB 税込1,080円で、株式会社TOKAIコミュニケーションズが承ります よろしいでしょうか?」と聞き返されるので、ユーザーは「はい」と答えるだけでギガをチャージできる。専用のマイページにログインすることなく、いつでも気軽にギガの残りを確認したり、チャージが可能というわけだ。

 格安SIMを提供するMVNO事業者では、まだこういったサービスを独自に提供しているケースは多くない。LIBMOを含むMVNO事業者は、料金やサービス内容は、回線の卸元(docomo、au、Softbank)が設定する帯域の使用料に左右されてしまうため、誰にでもわかりやすい内容で差別化をすることが難しい。

 2017年2月23日の開始と、MVNO事業者の中では比較的新しい後発のLIBMOにとっては、今回のスキル提供のようなサービスを通して、差別化を図りたいところだろう。

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