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調剤薬局向けのクラウド薬歴システム「Solamichi」提供開始 ソラミチシステム
「Solamichi」のサービスイメージ(画像: ソラミチシステム発表資料より)[写真拡大]
ソラミチシステム(東京都新宿区)は20日、患者の薬歴をクラウド上で管理できるシステム「Solamichi(ソラミチ)」を、全国の薬局向けに提供開始すると発表した。同社はエムティーアイ(東京都新宿区)のグループ会社で、調剤薬局向けにシステム企画・開発・販売を行っている。今回提供が開始されたSolamichiは、処方内容のチェックや薬歴作成などにより、薬剤師の業務改善をサポートするソリューションだ。
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Solamichiには、調剤薬局の業務を効率的に遂行するために必要な各種機能が搭載されている。患者一人ひとりの状況や過去の処方内容、危険性の高い薬剤の服用に対するチェック項目や、指導した履歴の表示を簡便に行うことができる点は主要な機能の一つだ。
Solamichiでは、クラウド型を採用したことで他の同種製品と差別化している。インターネットに接続できる端末を保有していれば、時間や場所を選ばずに必要な情報を参照することができ、在宅訪問をはじめとする薬局外のロケーションでも使用可能だ。
また情報の参照だけでなく、資料作成を支援する機能も順次搭載される予定だ。今後も利便性を追求し、定期的に同じ薬剤を処方される患者への服薬指導に役立つ機能や、副作用のチェックを促す機能など、機能追加を予定している。
また親会社にあたるエムティーアイが提供する健康管理アプリ「CARADA」や、女性の健康情報サービス「ルナルナ」に記録されている電子お薬手帳の情報や検査結果、健康データなどとの連携も予定されている。患者側が保有するデータと併せて運用することで、より患者一人ひとりの健康状況に合わせた適切な服薬指導の提供体制構築を目指すとしている。
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