NY金:続伸、米長期金利が低下したことで買い戻しの動き

2019年4月27日 09:06

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記事提供元:フィスコ


*09:06JST NY金:続伸、米長期金利が低下したことで買い戻しの動き

COMEX金6月限終値:1288.80 ↑9.10

26日のNY金先物6月限は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比+9.10ドルの1オンス=1288.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1276.00ドル−1290.90ドル。この日発表された1−3月期米国内総生産(GDP)速報値は、市場予想を大きく上回る前期比年率+3.2%の伸びを記録したことを受けて、安全逃避の金買いは一時縮小した。しかしながら、コアPCEの低下を意識して米長期金利が低下したことや、ユーロ安が一服したことを意識して、金先物を買い戻す動きが広がった。米国株式が一時上げ渋ったことも買い材料となったようだ。《TN》

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