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地熱発電所での注水により地震誘発との調査報告 韓国で
記事提供元:スラド
2017年11月に韓国・浦項(ポハン)市で発生したマグニチュード5.4地震は、地熱発電の開発のために行われた地下への水注入が原因だったとする調査結果が韓国で発表された(NHK、朝日新聞、中央日報)。
地熱発電では地下から自然に湧き出てくる水蒸気や熱水を利用するだけでなく、高温の岩体に人口的に水を注入して水蒸気や熱水を得る手法もある(NEDOのレポートPDF)。今回問題とされている地震の震源から600mの位置にある浦項地熱発電所では地下4km以上の深さに水を圧入し、それによって発生した水蒸気で発電を行っていたとのことで、地震との関連性が疑われていた(KBS)。
こういった地中への液体注入による地震の例としては、1962年から1967年にかけて発生したデンバー地震が有名。
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