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Googleの通貨換算、ガーナセディの価値を実勢の4分の1程度と表示
Googleが提供する通貨換算・為替レート表示機能で15日、ガーナの通貨ガーナセディの価値を実勢の4分の1程度と表示するトラブルが発生していたそうだ(ガーナ財務省のプレスリリース、The Registerの記事)。
現在Googleの検索結果に表示される15日のレートでは1米ドルが5.62ガーナセディと表示されるが、15日の段階では22.72ガーナセディと表示されていたという。ガーナ財務省によれば、他の通貨とガーナセディの為替レートも誤った表示になっていたとのこと。
これについてGoogleはガーナの財務大臣と中央銀行頭取にあてた書状で誤りを認め、修正を行ったと述べているそうだ。ただし、誤った情報が提供されたことについて残念だと述べるのみで、謝罪には至らなかったことに対し、ガーナ財務省は批判的だ。
今年に入って、Googleが誤った為替レートを表示するのはガーナセディが初めてではないという。2月22日には選挙を目前に控えたナイジェリアで同国通貨ナイラを2倍近くの価値と表示しており、1月16日にはパキスタンルピーでも同様の誤表示が発生したとのことだ。
なお、Google Financeの免責事項では通貨換算の項に「表示される為替レートの正確性について、Google は保証いたしません。為替レートの変動に影響される可能性のある取引を行う際は、ご自身でその時点でのレートをご確認ください。 」と記載されている。
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