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Bing、クロール頻度の削減を目指す
Bingは1月末、Bing Webmaster Tools/APIによるURL送信上限を最大10,000件に増加させることを発表した。その意図についてSearch Engine LandがBingのChristi Olson氏に聞いている(Search Engine Landの記事、On MSFTの記事)。
この発表は検索市場見本市SMX Westで行われたもので、いずれはサーチエンジンによるクロールの頻度を減らすことが可能になるとBingの発表には書かれている。ただし、Olson氏によると現在のところクロール頻度に変更はなく、クロールに充てるリソースを減らすこともないという。それでもいずれはクロール頻度やリソースの削減を目指しているとのこと。
URLの送信はBingによるクロール実行のトリガーになるとのことで、クロール自体がなくなることはないようだ。数年のうちにはクロールに依存してBingが新規コンテンツを発見するのではなく、ウェブマスターやSEO、パブリッシャーがBingにURLを送信してくれるようになることを期待しているという。
URLの送信上限はこれまで1日10件、月50件が上限だった。今後は1日の送信上限は最大10,000件となるが、スパマーによる悪用を防止するため、サイト公開からの日数により制限される。たとえば、公開から1日以内のサイトでは最大10件、7日以内では250件といった感じだ。月間の上限は設定されていないが、1日の上限により制限がかかることになる。
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