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紀平梨花、5位から逆転優勝 フィギュア四大陸選手権
8日(日本時間9日)、アメリカ・アナハイムでフィギュアスケート四大陸選手権女子フリーが行われ、紀平梨花が優勝した。紀平はショートプログラム(SP)で左手薬指のケガの影響からか冒頭のトリプルアクセルを飛べず、首位と5.06点差の5位と出遅れていた。この日のフリーでは153.14点を出し、トータル221.99点で逆転優勝を果たし、シニアデビューしてから国際大会5連勝を飾った。昨年のNHK杯でもフリーで6.58点差から逆転優勝した紀平だったが、またしてもフリーでの強さを見せつけた。
フリーでは1本に抑えた冒頭のトリプルアクセルを成功すると、逆転に向けて難易度を上げた後半の連続ジャンプも成功した。全部で7本のジャンプと3本のスピン、そしてステップも綺麗にまとめ、自己ベストの154.72点に限りなく近い高得点となった。
SP6位のエリザベータ・トゥルシンバエワ(カザフスタン)がフリー139.37点、トータル207.46点で2位となった。2年前の優勝者でSP8位の三原舞依は自己ベストとなる141.97点を叩き出し、トータル207.12点で3位に入った。大会連覇を目指していたSP2位の坂本花織は133.33点と得点を伸ばし切れず、トータル206.79点で4位となった。
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