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ローソン、横浜市磯子区で移動販売を開始へ 1月25日より
移動販売車。(画像:ローソン発表資料より)[写真拡大]
あまり知られていないかもしれないが、ローソンは2012年から、今日に至るまで33の都道府県で118台の車両を展開し移動販売を行っている。その新しい「店舗」が、横浜市磯子区で、ローソン栗木一丁目店を拠点として1月25日から営業を開始する。
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横浜市磯子区は過疎地域というわけではなく都市部であるが、高齢化は進んでおり、また坂が多く、スーパーマーケットなどの店舗は少ない。そのため、都会のエアポケット的に、買い物困難地域として地元では問題になっていた。
そこで、2018年1月、上笹下連合自治町内会と磯子区役所はローソンに対し移動販売開始の打診を行った。ローソンはこれを受け巡回コースや回数などを協議、同年10月26日からトライアル営業を開始した。
結果として、野菜や惣菜・日用品などの需要をベースに、弁当、サンドイッチ、アイスなどに高いニーズがあることが判明し、また、土日が買い物のピークとなるため、木曜日・金曜日に食品ストックが切れやすいということも分かった。以上の知見を活かし、ローソンは移動販売の本格稼働を決定したのである。
具体的には、磯子区上笹下地区内の6カ所を回るルートが採用され、移動販売先ではボランティアが立ち合いを行い、買い物に来た高齢者のサポートなどを行う。
ちなみに神奈川県でのローソン移動販売は3カ所目、横浜市内では2カ所目である。地域団体や行政と連携して行う一般地区での販売は、横浜では初めての試みとなる。
ローソンでは、今後も地域の社会問題解決のために、移動販売の取り組みを拡大していく方針であるという。
なお、1月25日10時に、本格稼働を祝しての出発式が行われる予定となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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