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高齢者は偽ニュースを拡散しやすい 米国での研究
あるAnonymous Coward曰く、 ニューヨーク大学およびプリンストン大学の研究者らが、65歳以上はほかの世代と比べて偽ニュース(フェイクニュース)を拡散しやすいという研究結果を発表した(ScienceAdvances掲載論文 The Verge、GIGAZINE)。
この論文は、2016年に3500人の被験者を対象に行った調査結果をまとめて分析したもので、被験者の属性によってどのように偽ニュースのシェア(拡散)数が変化するかを調べている。それによると、たとえば米共和党や独立政党を支持する層や自身について保守的だと考えている人は偽ニュースの拡散数が多いという傾向があったという。そして、属性に関係なく年齢が高くなるほど偽ニュース拡散数が多いという結果も得られたという。特に65歳以上は、45~65歳の層の2倍も偽ニュースを拡散する傾向があったそうだ。
論文ではその理由について、まず高齢者はデジタルメディアに対するリテラシが不足している傾向があること、そして認知能力が低下しており偽ニュースを偽ニュースだと見抜けなくなっている可能性があると考察されている。
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