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厚労省、毎月勤労統計調査の調査方法や統計処理で不正 15年前から
記事提供元:スラド
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」で不適切な調査や統計処理が行われていたことが発覚した(共同通信、東京新聞、SankeiBiz、毎日新聞)。
不適切な行為が行われていたのは2004年からで、本来対象となるはずの事業所のうち一部しか調査を行わず、さらに全数調査に見せかけるような処理を行なっていたという。不正な統計処理を行うためのソフトウェアも作成されていたとのこと。
この統計調査結果は雇用保険の失業給付や休業補償給付などの金額を決定するのにも使われており、不正処理の結果受け取れる給付金額が少なくなるケースもあるようだ。過小支給は数百億円規模になるとも報じられている。この影響で予算案の組み替えも検討されているようだ(日経新聞、共同通信の記事1、共同通信の記事2)。
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