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ローソン、揚げたてを提供する「できたてからあげクンロボ」を開発
できたてからあげクンロボ。(画像:ローソン発表資料より)[写真拡大]
ローソンが店内調理する鶏肉の量はからあげクン換算で年間約20億個だそうである。これを揚げたてのよりおいしい状態で提供するべく、ローソンは自動調理マシン「できたてからあげクンロボ」を開発した。このマシンは、デジタル技術を駆使して調理時間を従来の5分の1に短縮することができるという。
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クリスマスシーズンに向けて開発したとのことではあるが、流石に今年のクリスマスまでに全国のローソンに配備、というわけではなく、差し当たっては東京都品川区のローソンTOC大崎店に設置され、顧客ニーズの検証などを行っていくという。
期間は2018年12月11日から12月28日まで。時間は10:00~21:00(11日~16日は10:00~17:00)。ただし状況により変更される可能性もある。
ロボットの仕様は、サイズがとさか部分を除いて幅60cm×奥行59.45cm×高さ153.8cm、提供メニューはからあげクンの、レギュラー・レッド・チーズの3種類。
なお、先に20億個と言ったが、重量で言うと年間4万トンだ。1986年の販売開始以来33年間で累計販売数は30億食を突破している「からあげクン」をはじめ、2009年に登場した「Lチキ」、2017年に誕生した「でか焼鳥」など、ローソンは鶏肉のフライドフーズ(店内調理・カウンター提供品)に力を入れており、フライドフーズとしての鶏肉の販売量は、日本で最大規模である。
できたてからあげクンロボの実際の運用であるが、まずはカウンターで注文し、空のパッケージを受け取る。次にマシンのバーコード読み取り機にパッケージ裏のバーコードをスキャンする。パッケージを組み立て、マシンの扉を開け、ボックス内にセット。すると、調理後出来上がったからあげクンが自動でパッケージ内に投入されるので、それを扉を開けて取り出す。
なお、将来的にはさらに全自動化を目指すとのことである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)
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