マザーズ指数は7日続伸、米中貿易摩擦懸念後退でマインド改善/マザーズ市況

2018年12月3日 17:19

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記事提供元:フィスコ


*17:19JST マザーズ指数は7日続伸、米中貿易摩擦懸念後退でマインド改善
 本日のマザーズ指数は7日続伸となった。市場全体の関心が強かった米中首脳会談において、条件付きで米国が中国への追加関税を90日間猶予すると決め、貿易戦争の激化をひとまず回避した格好となった。これを好感する流れから、本日は主力市場及び新興市場では揃って買いが先行する展開に。その後も中国などのアジア株高も追い風となって、終日強い値動きが続いた。なお、マザーズ指数は7日続伸、売買代金は概算で911.66億円。騰落数は、値上がり171銘柄、値下がり83銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、三菱UFJ銀行との間でコミットメントライン契約締結したと発表し、上場来高値を更新したサンバイオ<4592>がマザーズ売買代金トップにランクイン。また、オイシックス<3182>が13%超の上昇、前週末に12%安となっていたALBERT<3906>も買い戻しの動きが強まった。シリコンスタ<3907>は、ポストエフェクトミドルウェア「YEBIS3(エビス3)」が、任天堂<7974>が販売するNintendo Switch向けゲームソフト「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスター Let's Go! イーブイ」に採用されたと発表し後場に急伸。その他、イーソル<4420>やアクリート<4395>など直近IPO銘柄の一角にも物色が見られた。一方、RPA<6572>、エクストリーム<6033>、ロコンド<3558>、アクトコール<6064>などが売りに押される展開に。《FA》

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