行方不明だったアルゼンチン海軍の潜水艦、水深870mの海底で見つかる

2018年11月22日 23:14

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 昨年11月の通信を最後に行方が分からなくなっていたアルゼンチン海軍の潜水艦「サンフアン」だが、民間業者による捜索の結果、アルゼンチンのバルデス半島の沖合の水深約870mの海底に沈んでいるのが発見されたという(CNNNHK時事通信)。

 サンフアンは昨年11月15日、母港のマル・デル・プラタへの帰投中に「空気取り込み用の管に海水が入り電気系統がショートした」との通信を最後に連絡が途絶え、行方が分からなくなっていた。爆発音らしきものも観測されており、既に乗員の生存は絶望的のため、捜索活動も縮小されていたが、米海底探査企業による無人潜水機による探査によりようやく発見されたとのこと。

 今後は発見された船体を元に事故原因の調査などを行うと思われるが、アルゼンチン海軍にはこの深さから船体を引き揚げる装備が無いとのことで、今後の方針についてはまだ検討中のようだ。

 スラドのコメントを読む | 軍事

 関連ストーリー:
中国も無人潜水艦を開発中 2018年08月17日
相次ぐ米海軍の海難事故 2017年08月25日
米海軍イージス艦とコンテナ船が衝突 2017年06月19日
訓練中行方不明になった陸自の無人偵察機が海中で発見される 2016年07月13日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事