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フードトラック最適配車の「TLUNCH」 運営スペースが100カ所突破
「TLUNCH」運営スペース数の推移。(画像: mellowの発表資料より)[写真拡大]
モビリティサービスを提供するmellowは6日、フードトラックによるランチ提供サービス「TLUNCH(トランチ)」の運営スペースが、100カ所を超えたと発表した。
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TLUNCHは、mellowが独自で収集・分析したデータを元に、オフィス街やビルなどの空きスペースにフードトラックを最適配車するサービス。フードトラックは、初期費用が安く手軽に始められる飲食業として魅力的だが、営業スペースが少ないのがネック。しかし、同サービスを利用することで、フードトラックオーナーは簡単に空きスペースを見つけることができるようになる。一方、空きスペースのオーナーにとっては土地の有効活用となり、今まで閑散としていた場に賑わいと新たな収益がうまれ、入居を考える企業へのアピールにもつながる。
フードトラックの利用者は、専用アプリをダウンロードすると、どのフードトラックがいつ、どこに来るかを把握できる。配車側は、どこで何が売れるかのデータを解析し、それぞれの場所に最もマッチしたフードトラック配車するので、利用者が飽きずにメニューを楽しむ事ができる。フードトラックオーナーにとっても、場所ごとの販売データを活用して、利用者が望むメニューを提供できる。
トラックオーナー、土地オーナー、利用者すべてにメリットがあるこのTLUNCHは、2016年のサービス開始以降2年9カ月で運営スペースが118カ所となった。この1年では約3倍の急成長となり、右肩上がりで数字を延ばしている。
また最近では、行政との連携により高層ビルの足元にある「公開空地」の有効活用を積極的に進めているほか、QRコード決済を中心にしたキャッシュレス環境の整備、フードだけではなく「マッサージトラック」「ネイルトラック」「パーソナルジム」なども始める計画だ。展開する場所も、現在は都内が中心だが、大阪、福岡といった国内都市に加え、海外での可能性もあるとしている。
移動店舗や多様なモビリティサービスだからこそできる街づくりの可能性は、ますます広がりそうだ。
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