オリエンタルランド、上期は前年比で増収増益 入園者数も過去最高を達成

2018年11月2日 23:35

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記事提供元:ログミーファイナンス

1.上半期実績(前年同期比較)

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霜田朝之氏:霜田でございます。本日はお忙しい中、弊社説明会にご参加くださいまして、ありがとうございます。それでは、2019年3月期第2四半期の決算概要について説明いたします。

こちらは、上半期実績と前年同期を比較した損益計算書になります。売上高は、181億円増の2,506億円、営業利益は、57億円増の618億円、経常利益は、54億円増の626億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、8億円増の433億円となり、増収増益となりました。

1.上半期実績(前年同期比較)- 主な増減要因①

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それでは、主な増減要因について、セグメントごとに説明いたします。

テーマパーク事業の売上高は、159億円増の2,079億円となりました。入園者数は、東京ディズニーリゾート35周年イベントの好調などにより、74万人増の1,552万人となりました。

スライド右下の、入園者数の推移のグラフをご覧ください。こちらでは、上半期のテーマパーク入園者数の経年推移を示しております。当上半期におきましては、過去最高の入園者数を達成しました。ゲスト1人当たり売上高は、1万1,700円となりました。

1.上半期実績(前年同期比較)- 主な増減要因②

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テーマパーク事業の営業利益は、42億円増の514億円となりました。これは、入園者数の増に伴う売上高の増加が主な要因です。続いてコストの増減について説明いたします。資料上、コストにおける三角表示は、営業利益に対するマイナスの影響を示しています。

商品原価率および飲食原価率は、主に商品販売の構成変化により、コストが10億円増加しました。人件費は、準社員人件費が増加したことに加え、第2四半期で業績賞与を計上したことなどにより、21億円増加しました。諸経費は、東京ディズニーリゾート35周年イベント関連費用が16億円、システム関連費用が5億円増加したことなどにより、26億円の増となりました。減価償却費は2億円の増となっています。

1.上半期実績(前年同期比較)- 主な増減要因③

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ホテル事業の売上高は、東京ディズニーリゾート35周年イベントの影響により、主にディズニーホテルの宿泊収入が増加し、31億円増の351億円となりました。営業利益は、人件費の増加があったものの、売上高の増により13億円増の90億円となりました。その他の事業ですが、イクスピアリ事業の直営飲食店舗売却に伴い売上高が減少したものの、増益となりました。

2.上半期実績(期初予想比較)

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こちらは、上半期実績と期初予想を比較した損益計算書です。売上高・各利益ともに、期初予想を上回りました。売上高は、主に東京ディズニーリゾート35周年イベントの好調により、91億円上回りました。営業利益は、売上高の増加に加えて、テーマパーク事業でコストが減少したことなどから、78億円上回りました。

2.上半期実績(期初予想比較)- 主な増減要因

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テーマパーク事業について説明いたします。テーマパーク事業の売上高は、東京ディズニーリゾート35周年イベントの好調により、入園者数が増加したことなどから、期初予想を72億円上回りました。営業利益は、売上高の増加に加え、下半期への費用の時期ずれなどにより、66億円上回り、514億円となりました。

3.上半期実績 - 業績推移

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上半期の実績を、経年での業績推移で説明いたします。左側の連結売上高・営業利益率の推移のグラフにあるように、当上半期の売上高は2,506億円、営業利益率は24.7パーセントとなりました。

右側の四半期別連結営業利益の推移グラフをご覧ください。第1四半期、第2四半期ともに前年同期を上回りました。上半期の実績としては、売上高、営業利益ともに過去最高を達成しております。

4.通期予想(前期比較)

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2019年3月期の通期予想について説明いたします。こちらは、通期予想と前期実績を比較した損益計算書になります。当上半期は、ここまで説明したとおり推移したものの、現時点では下半期の悪天候などのリスクを踏まえまして、通期の業績予想は据え置いております。業績についての説明は以上となります。

1.コア事業戦略 ハードの強化①

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2020中期経営計画について、進捗をお伝えいたします。まずは、従前よりお伝えしておりました電子マネーの決済対応を、11月5日よりパーク内のレストランやショップにおいて開始いたします。

1.コア事業戦略 ハードの強化②

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また、東京ディズニーシーでは、2019年夏に、ソアリン:ファンタスティック・フライトがいよいよオープンいたします。

全体概要

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今後の投資計画については、本年6月に東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクトを発表いたしました。これらの中期経営計画の進捗、大規模拡張プロジェクトについては、期末決算時の資料を一部アップデート、添付しておりますので、併せてご確認ください。

私からの説明は以上となります。ありがとうございました。

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