地下鉄構内はPM2.5濃度がやや高い 横浜市営地下鉄で調査

2018年11月1日 22:39

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記事提供元:スラド

maia曰く、 地下鉄構内のPM2.5の調査が横浜市営地下鉄の駅で行われた(NHK)。

 結果としては、通勤ラッシュの午前9時台がピークとなり、1立方mあたりおよそ120マイクログラムに達した。計測した午前5時から午後8時までの平均値は80マイクログラムとなった。環境基準は1日平均値35マイクログラム以下である。各種金属の濃度が高いのが特徴で、これは屋外では見られない現象。鉄が断トツに多く、銅、マンガン、チタン、亜鉛と続いた。車輪とレール、架線とパンタグラフ、ブレーキなどが発生源と思われる。

 今回は1か所1日だけの調査である。地下鉄では換気や清掃は行われているが、これまで構内でのPM2.5の測定は行われていなかった。

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