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「ダイエット家庭教師」で話題のFiNC ヘルスケアアプリは300万DL突破
個人向けに「FiNCダイエット家庭教師」、法人向けに「FiNC for Business」を展開しているFiNC Technologies。FiNCのダイエットには、「体質を遺伝子検査」「栄養士やインストラクターによるマンツーマン指導」「過度な我慢をしない」などの特徴がある。
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■我慢しないダイエットを追求
FiNCのモットーは「我慢しないダイエット」。辛い食事制限や過度な運動でやせるダイエットは、身体に負担がかかるうえ、ダイエットをやめた瞬間リバウンドしがちだ。そこでFiNCは、我慢しなくても健康的にやせられるメソッドを導入している。
たとえばFiNCメソッドは、面倒なカロリー計算をしない。「炭水化物:たんぱく質:野菜=1:2:3 で食べるように」と指導している。また、辛い運動をさせられることもない。プロトレーナーが、体型やライフスタイルに合わせたメニューを提案してくれる。
■FiNCメソッドはプログラム終了後も役立つ
FiNC の60日間ダイエットプログラム「ダイエット家庭教師」は、自分の状態を知ることから始める。遺伝子検査で「糖質による太りやすさ」「脂肪燃焼のしやすさ」などの体質を確認し、生活習慣に隠されたリスクや改善点を分析する。
次に自分の状態をふまえたうえで、栄養士などの専門家と二人三脚でダイエットを進めていく。1日3食撮影してアプリで送ると、「手のひらの半分が炭水化物の適正量」「食事は野菜から食べてください」などと担当者がアドバイスしてくれる。
ダイエットがうまくいかず落ち込んだときもサポートしてくれるFiNCダイエット家庭教師は、デイリーアクティブユーザー率95%を誇る。プログラムで知った自分の体質やダイエットのコツは、プログラム終了後も活用できる。そのため、「プログラム終了後も体重が減り続けている」という喜びの声があがっているという。
■9月には約55億円の資金調達に成功
FiNCメソッドは、「吉野家」「明治安田生命」など150社以上に導入されている。また2017年からは、ユーザーのコストを抑えるためAIを内蔵したアプリ「FiNC」の提供を開始した。アプリは9月、300万ダウンロードを突破。こうした実績が評価され、9月には約55億円の資金調達に成功した。
溝口勇児社長が2012年に創業したFiNC Technologies(設立当初の社名は株式会社FiNC)。「Personal AI for everyone’s wellness」をミッションに掲げる同社は、将来的には心身の健康全般の悩みを解決するプラットフォーム確立を目指している。
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