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サイゼリヤ、Gunosy、ソフトバンクGなど/本日の注目個別銘柄
<3627> ネオス 1300 +300ストップ高。先週末に第2四半期決算を発表、累計営業益は1.9億円で前年同期0.4億円の赤字から収益は大きく改善した。また、通期予想は従来の0.5億円から4億円に大幅上方修正。通信ソリューション事業が好調なほか、新規連結化したジェネシスHDも寄与。下半期にかけてはIoTデバイスの増産も見込まれているようだ。第1四半期好決算から上振れ期待は高かったものの、修正幅の大きさにはサプライズが強いもよう。
<7581> サイゼリヤ 2154 +109大幅続伸。みずほ証券では投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も2700円から2800円に引き上げた。下振れ決算を受けて足元で調整色を強めたものの、株価バリュエーションは過去5年間で最低水準と、株価の割安感が高まったと判断している。国内既存店売上高の増加を背景に、今期業績は会社計画通りの回復が期待できるとみている。また、いちよし証券でもフェアバリューを2700円から3000円に引き上げ。
<7516> コーナン商 3010 +309急反発し、上場来高値を更新。先週末に第2四半期決算を発表、累計営業益は107.9億円で前年同期比4.7%増、従来予想の108.3億円に近い水準での着地となった。会社計画線ではあるものの、第1四半期が同9.4%の減であったことから、増益転換をポジティブに捉える動きが先行。防災用品の堅調需要継続に加えて、猛暑による夏物商材の売上も好調だったもよう。年間配当計画も50円から52円に引き上げている。
<3415> 東京ベース 620 +37大幅続伸。先週末の前引け後に決算を発表、売り一巡後は下げ渋る動きとなっていたが、本日は一段と買いが優勢になっている。通期営業利益は20.3億円から13.5億円に下方修正しているが、下振れは織り込み済みで徐々にあく抜け感も強まる状況となっているようだ。新たな在庫問題なども発生しておらず、下期計画は保守的との見方もあるもよう。在庫水準の適正化による来期以降の業績回復を先取るような動きにも。
<7725> インターアク 1812 +139急伸。先週末に発表した第1四半期好決算が買い材料視されている。営業利益は2.2億円で前年同期比65.4%増益、通期予想は10億円で前期比0.4%減と横ばい予想であり、想定以上の好スタートと受け止められているようだ。主力の検査用光源装置が好調に推移しているほか、インダストリー4.0推進事業の収益も改善した。第1四半期末受注残高も膨らんでおり、第2四半期以降の状況も好望視される形になっている。
<7608> SKジャパン 715 +100ストップ高比例配分。先週末に第2四半期の決算を発表、累計営業利益は4.5億円で前年同期比3.1倍に着地した。つれて、通期業績予想も上方修正、従来予想の2.7億円から5.8億円に増額している。「星のカービィ」などの定番キャラクターが当面好調に推移することや自社オリジナルキャラクター「忠犬もちしば」の増販などが予想されることが背景。
<6727> ワコム 501 +80ストップ高比例配分。先週末に発表した上半期業績予想の大幅上方修正が好感されている。営業利益は8.3億円の従来予想から27億円に増額修正、スマホやタブレット・ノートPC向けペン・センサーシステムの需要が膨らんでいることが業績上振れの背景。第1四半期は赤字幅が拡大していたことから、想定外の大幅上方修正となる格好に。通期営業利益予想は据え置いているが、保守的との見方が優勢のようだ。
<6047> Gunosy 2581 +500ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業益は7.9億円で前年同期比90.3%増と大幅増益になった。つれて、上半期予想は11.2億円から13.4億円に、通期予想は25億円から27.2億円にそれぞれ上方修正した。新コンテンツや施策の拡充、プロモーション施策の積極化などにより、1DL当たりの獲得費用、新規DL数、DLしたユーザー継続率、及び1DL当たりの収益性などが計画を上回っているもよう。
<9984> ソフトバンクG 9251 -725急反落。同社のほかファーストリテイリング<9983>の下げも目立ち、日経平均が400円超の下落となるなかで、裁定解消売りの影響が大きくなっているとみられる。また、政府への批判で知られるサウジアラビアのジャーナリストが行方不明になっている問題で、サウジ総領事館内で殺害されたとの疑惑が上がっていることから、ビジョンファンドの運用に与える影響などを警戒する声もあるようだ。《US》
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