マザーズ指数は大幅反発、日経平均上昇で買い波及、IPOフロンティアMの初値は2.2倍/マザーズ市況

2018年9月28日 16:58

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記事提供元:フィスコ


*16:58JST マザーズ指数は大幅反発、日経平均上昇で買い波及、IPOフロンティアMの初値は2.2倍
 本日のマザーズ指数は大幅反発となった。前日の米国株の上昇や、堅調な米経済指標を受けてドル高円安に振れた円相場を背景に上昇する日経平均と同様にマザーズ銘柄にも朝方から買いが先行した。その後は、日経平均が年初来高値を更新するなか、個人投資家の関心も東証1部銘柄へと向かい、日中のマザーズ指数の上値は重くなった。一方で、後場にかけて主力大型株全般の上昇が一服すると、大引け前から短期資金が再び中小型株に戻る格好に。なお、売買代金は概算で1206.17億円。騰落数は、値上がり161銘柄、値下がり89銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値上がり率上位では、直近IPO銘柄のアズーム<3496>がストップ高となったほか、ライフネット生命<7157>やユーザローカル<3984>が10%を超える上昇に。売買代金上位では、日本医療研究開発機構の開発補助事業に採択されたサイバーダイン<7779>が急騰したほか、イーエムネットジャパン<7036>、フィンテックグローバル<8789>、メルカリ<4385>などが上昇した。一方で、ALBERT<3906>、そーせい<4565>、エクスモーション<4394>は軟調。
 なお、本日マザーズ市場へ上場したフロンティア・マネジメント<7038>の初値は公開価格の約2.2倍となる5000円となった。《SK》

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