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そもそも寄附は見返りを求めない行為 ふるさと納税について総務相
記事提供元:エコノミックニュース
野田聖子総務大臣は25日の記者会見で、ふるさと納税について「そもそも寄附というのは見返りを求めない行為だ」と自らの思いだとして、原点を強調した。
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そのうえで「寄附をたくさん募りたいというところから、ものをあげるという、「もの」、「こと」、いろいろあるでしょうけど、それが主客逆転になってしまって、ふるさと納税の主たるプレイヤーになってしまった」と過度な返礼品競争を招く事態になったと指摘。
野田大臣は「どんな小さな、どんな過疎で、どんなに人数が少なくて、どんなに高齢化率が高いところであっても、お土産屋さんがあって、そこにはその土地で作られたものが必ず売っていた。お土産を買う時は、裏を見て、生産している場所がどこかを確認して買っていたから、地場産品がなかったという場所は、少なくとも私は見つけることができなかった」と地場産品はどこの地にもあると語った。
そのうえで「大小を問わず、どんな状況であってもその場のものというのは必ずある。そこをしっかり活かし、育てていただいて、それを通じてその地域の関係人口を増やしていただくという、ふるさと納税の初期の思いをそれぞれ思いだしていただければありがたい」と「ふるさと納税」の原点を自治体も、納税者も見つめなおしてほしいと強調した。(編集担当:森高龍二)
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