スパコン「京」、台風20号の強風で受電設備に雨水侵入し一時運用停止に

2018年9月25日 22:24

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 神戸・ポートアイランドに設置されているスーパーコンピューター「京」が、8月の台風20号の影響で一時停止していたそうだ。原因は設備内に雨水が入ったためだという(神戸新聞)。

 問題が発生した設備は、関西電力から受電した電力の電圧を調整する「特高受電設備」。防水対策はされていたものの、強風による雨水の吹き込みを防ぎきれなかったという。これを受けて状態確認を行なうためにシステムを一旦停止させていたとのこと。データや京のシステム本体などに影響はなかったとのこと。

 スラドのコメントを読む | スパコン

 関連ストーリー:
「ポスト京」の試作CPUが完成 2018年06月26日
スパコン「京」、共益勾配法ベースのベンチマークテストで世界1位を獲得 2016年11月22日
「京」の後継機となる次世代スパコン、運用開始が1~2年間遅延される見込みに 2016年08月16日
スパコン「京」、大規模グラフ解析処理において世界トップに。3期連続 2016年07月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事