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Linus Torvalds氏、自身のLinuxコミュニティへの態度に反省
Linuxの生みの親であり、Linuxカーネル開発を仕切っているLinus Torvalds氏が、自身のコミュニティへの態度を反省し、しばらくLinuxカーネル開発からは離れることを表明している(Linus氏によるLKMLへの投稿、ZDNet、本の虫、Slashdot)。
発端は、Torvalds氏によるスケジュール調整ミスが原因で、氏がLinuxカーネル開発者の集まるイベントであるMaintainer Summitに参加できなくなったことのようだ。誤って家族旅行をMaintainer Summitと重複する日程に設定してしまったということなのだが、その結果、本来Linux Plumber Conferenceというイベントと併せて開催されるはずだったMaintainer Summitの日程が変更されることになってしまったという。
Linus氏はスケジュール調整ミスに気付いた後、過去20年間に渡ってMaintainer Summitに参加しているため、今年くらいは参加しなくても良いのではないかと思ったそうだ。しかし、結局Maintainer Summitの日程がLinus氏のスケジュールに合わせて変更される事態になったため、Linus氏はコミュニティに対する態度を反省したという。そして氏は自身の振る舞いを変えることを考えたとして自身の態度について謝罪し、しばらくカーネル開発から離れることを発表した。ただしこれは引退ではなく、しばらくの休暇のようなものだとしている。
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