プライベートで勉強しない人をエンジニアとして採用すべきでない?

2018年9月11日 11:19

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 プログラマーの働き方などを巡り、たびたび話題となっているIT企業AXIAのブログだが、先日掲載された「「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと」という記事を巡りまたTwitter等で議論となっているようである。

 この記事は、同社にいた「プライベートでは一切勉強したくない」と主張するAさんの話となっている。同社も会社が社員のプライベートに干渉する権利はないという認識でおり、Aさんは業務時間内の研修でプログラミングを学び、無事業務で戦力となるレベルまで成長を遂げたという。だがその後は、次第にプライベートでも勉強する周囲のエンジニアと差がついてしまい、Aさんは悩むこととなったとのこと。しかし、Aさんは「自分も周りのエンジニアと同じように成長したい」「だがプライベートでは絶対に勉強したくない」と語るばかりだったという。

 同社としては「プライベートで勉強しないのは本人の自由だが、それで差がつくのは当たり前のことだ」と語るとともに、この経験から「勉強しない人を採用しても本人が苦しむだけ」「自分で勉強しない人を安易にエンジニアとして採用するべきではないと思います」とまとめている。

 記事には多くの賛否が寄せられており、勉強するしないはともかく差が出るのは仕方ないという肯定的なものや、サービス残業と同じという否定的なもの(はてなブックマーク)のほか、「プライベートで勉強しろといったら大反対の末何人か辞めていった」「そもそもプライベートで勉強するようなエンジニアは零細会社に来ない」という実体験も上げられている(ヨーロッパで働くIT土方社長のブログ)。

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