関連記事
Google、サードパーティーのテクニカルサポート業者による悪質広告を制限へ
headless曰く、 Googleは8月31日、サードパーティーのテクニカルサポート業者について、広告掲載を制限する計画を発表した(Google Blog、Mashable)。
詐欺的なテクニカルサポート業者は以前から問題になっており、Googleは数年にわたって法的執行機関や政府機関と協力して対策を練っていたという。しかし、悪質行為はGoogleのプラットフォーム外で行われるため、本物の業者と詐欺的業者を見分けることは困難だ。そのため今後数か月のうちに、本物の業者だけがGoogleのプラットフォームを使って消費者へ到達できるよう、認証プログラムを開始する。それでも悪質業者を完全に排除することはできないが、Googleの広告システムを悪用するのはずっと難しくなるとのこと。
昨年Googleが広告ポリシーに違反で掲載を中止した広告は32億本以上、1秒当たり100本以上に上るという。消費者をだましたり、食い物にしたりするような悪質業者の増加に伴い、Googleはペイデイローン(給与を担保に貸し付ける金融業者)や保釈金貸付サービスの広告を禁じており、鍵開け業者や依存症治療センターなどの広告を対象に認証プログラムを実施しているとのことだ。
スラドのコメントを読む | ITセクション | 犯罪 | Google | 広告 | IT
関連ストーリー:
Google、サードパーティアプリ開発者がユーザーのGmailを読めることを否定せず 2018年07月06日
悪評の多い香港の通販サイト、DMCA悪用で悪評潰し 2018年06月07日
Google、サイト閲覧者に対し料金を支払っての広告ブロックという選択肢を提供する仕組みを開始へ 2018年04月20日
Google、6月より仮想通貨に関連する広告の取り扱いを禁止 2018年03月16日
子供向けアプリを装ってアダルト広告を表示するマルウェア、Google Playで60本以上見つかる 2018年01月14日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード