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NVIDIA、リアルタイムレイトレーシング対応のGeForce RTX 2000シリーズ発表
NVIDIAがコンシューマ向けの新たなGPU「GeForce RTX」シリーズ3製品を発表した(4gamer、PC Watchの速報、その続報)。
今回発表されたのはGeForce RTX 2080 Tiおよび2080、2070。想定価格はそれぞれ999ドル、699ドル、499ドル。NVIDIAは先に新アーキテクチャ「Turing」およびそれを搭載した「Quadro RTX 8000」など3製品を発表しているが(過去記事)、GeForce RTX 2000シリーズもTuringアーキテクチャを採用し、リアルタイムレイトレーシング用のコアを搭載しているのが特徴となる。
それぞれの主な仕様は次の通り。
RTX 2080 Ti:ベースクロック1350MHz(ブースト時は1545MHz)、CUDA Core数4352基、グラフィックスメモリ11GB、消費電力260W
RTX 2080:ベースクロック1515MHz(ブースト時は1710MHz)、CUDA Core数2944基、グラフィックスメモリ8GB、消費電力225W
RTX 2070:ベースクロック1410MHzMHz(ブースト時は1620MHz)、CUDA Core数2304基、グラフィックスメモリ8GB、消費電力175W いずれもグラフィックスメモリはGDDR6でクロックは14GHz相当、最大解像度は7680×4320ドットとなっている。また、レイトレーシング演算性能は「RTX-OPS」という独自の指標で表現されており、2080 Tiが「78T RTX-OPS」、2080が「60T RTX-OPS」、2070が「45T RTX-OPS」となっている。なお、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOはレイトレーシング性能についてそれぞれ10G Ray/s、8G Ray/s、6G Ray/sだと述べている。
新たに搭載されたレイトレーシング機能に対応するゲームも複数登場予定で、いくつかのタイトルがデモを公開している。
これらGPUを搭載する製品も各社から発表された。また、オーバークロック版である「Founder Edition」も発売される。
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