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キックボクシングの試合とアイドル公演をVRで無料配信 ソフトバンクら提供
(画像: ソフトバンク)[写真拡大]
ソフトバンクは16日、アメリカに本社をおくNextVRと共同で制作したVRコンテンツを、国内外に無料で配信すると発表。その第1弾としてキックボクシングの祭典「KNOCK OUT SUMMER FES. 2018」のライブ配信、第2弾として地下アイドル「仮面女子」公演のオンデマンド配信を実施する。
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KNOCK OUT SUMMER FES. 2018は大田区総合体育館で開かれ、スーパーライト級、フライ級の王座をかけた勝負が行われる。仮面女子はホッケーマスクが印象的な女性アイドルグループであり、年に1,000本以上のライブを開くなど精力的に活動中。その両イベントの模様が、VR空間で楽しめる。
KNOCK OUT SUMMER FES. 2018のライブ配信は開催日の8月19日に実施される。一部試合のハイライトは8月20日から2019年8月18日まで、全試合のハイライトは9月3日から同じく2019年8月18日までオンデマンド配信される予定だ。8月21日開催の仮面女子公演の配信は8月末から同年11月30日までとなる。
コンテンツの視聴にあたってはVRゴーグルとNextVRのアプリが必要になる。例えばGalaxy Gear VRの場合、アプリストアからNextVR NOWアプリをスマートフォンにダウンロードし、そのスマホと接続すれば視聴できる。スマホが不要なVRゴーグルであれば、各専用ストアからNextVRのアプリを指定デバイスにダウンロードして視聴する。
対応するゴーグルはGalaxy Gear VRのほか、HTC Vive、Lenovo Mirage Solo with Daydream、Oculus Go、PlayStation VR、Windows Mixed Reality対応ゴーグルとなっている。
NextVRは2016年7月にソフトバンクが出資した企業で、先進的なVR技術を有する。これまでにアメリカで配信したVRコンテンツは1,300以上で、プロバスケットボールのNBA、プロアメリカンフットボールのNFL、プレロスWWE、コンサートなど実績は豊富だ。日本でVRコンテンツの制作および配信に関与するのは今回が初めてとなる。
ソフトバンクはこれからもNextVRと連携して、日本のVRコンテンツの世界配信や国外コンテンツの本格的な国内配信などを進めていくという。(記事:小椋恒示・記事一覧を見る)
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