韓国、高速鉄道の仁川国際空港乗り入れを4年で廃止 利用者少なく

2018年7月31日 19:29

印刷

記事提供元:スラド

 韓国の高速鉄道である「韓国高速鉄道(KTX)」が、利用者数の少なさを理由として仁川国際空港への乗り入れを廃止するという(中央日報)。

 廃止されるのはソウルから仁川空港を結ぶおよそ60km強の路線。この路線の運行が開始されたのは2014年で、4年での廃止となる。最近では1日に22便が運行されていたものの、座席の8割は空いていたという状況だったそうだ。KTXのほかの路線では列車が不足している状況で、仁川国際空港への乗り入れ廃止によって余った車両をほかの路線で活用するという。

 一方、これによって韓国の地方都市と仁川国際空港を結ぶ直通便が消滅することになるため、地方自治体は反発しているという。

 スラドのコメントを読む | 交通

 関連ストーリー:
長崎新幹線、フリーゲージ見送りが確定へ 2018年06月15日
中国、高速鉄道とネット取引、モバイル決済、シェアリングエコノミーを「中国の新四大発明」と主張 2018年04月05日
英国で導入された高速鉄道の新型車両でトラブルが相次ぐ 2017年10月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事