マザーズ指数は3日続落、IPOロジザードは初値持ち越し/マザーズ市況

2018年7月4日 17:14

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記事提供元:フィスコ


*17:14JST マザーズ指数は3日続落、IPOロジザードは初値持ち越し
 マザーズ指数は3日続落。前日の米国市場では、米中貿易摩擦激化への警戒感から主要株価指数が下落したほか、為替も一時1ドル=110円台前半へと円高が進むなど外部環境の先行き不透明感からマザーズ主力級銘柄中心に売りが続き、連日で年初来安値を更新する展開となった。一方で、時価総額上位のミクシィ<2121>の下げ止まりを背景に個人投資家中心に押し目買いの動きも散見され、売り一巡後は下げ渋る格好になった。なお、売買代金は概算で828.18億円。騰落数は、値上がり82銘柄、値下がり168銘柄、変わらず6銘柄となった。
 売買代金上位銘柄では、直近IPO銘柄であるips<4390>やメルカリ<4385>がさえない動きとなったほか、ALBERT<3906>、そーせい<4565>、ユナイテッド<2497>、JIA<7172>なども軟調。一方で、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo(ミニモ)」が6月19日時点で累計300万ダウンロードを突破したと発表したことが好感されて3日ぶりの反発になったミクシィ<2121>のほか、ZUU<4387>、ユーザベース<3966>、ラクスル<4384>などは堅調であった。
 なお、本日マザーズ市場に上場したロジザード<4391>は値付かずで買い気配のまま終了した。《SK》

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