日産、「グランツーリスモ」最速の日産車プレイヤーを日本に招待

2018年6月20日 11:15

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 日産自動車は19日、オンラインeスポーツレース「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」において、アメリカ、アジア、ヨーロッパで日産の車を選択し最上位の結果を出したドライバーと、ヨーロッパで開催される「日産GTスポーツカップ」の勝者を日本に招待することを発表した。

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 「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」は「プレイステーション」と国際自動車連盟(FIA)とのパートナーシップで開催される。オンラインeスポーツレースの大会としては史上初めてFIAの認定を受けており、プレイステーション専用ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」上で行われる。

 日産は、今回の大会で最上位の結果を出した日産ドライバーを富士スピードウェイで開催されるNISMOフェスティバルと「グランツーリスモ」を開発したポリフォニー・デジタル社の本社に招待。また、FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップで日産車を選択した欧州のプレイヤーは、自動的に「日産GTスポーツカップ」にも参戦することになり、この勝者も日本に招待する。

 「日産GTスポーツカップ」では、6月から8月の大会で各月の上位12位に入ったドライバーを、9月にバルセロナで開催される「ブランバンGTシリーズ・エンデュランスカップ」の決勝戦に招待。集められた36名に加えて、会場であるバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで新たに出場権を与えられた12名のプレイヤーにより、勝敗を競う。また、6月から8月の「FIA公認グランツーリスモ・マニュファクチャラーシリーズ・チャンピオンシップ」でトップの成績を残したドライバーは、日産トレーニングキャンプに参加し、メンターから実世界でのドライビングスキルを学ぶことが出来る。

 日産のマイケル・カルカモ・グローバル・モータースポーツ・ディレクターは、GTアカデミーを通して「ゲームの中のレーシングコースでしか競ったことのないドライバーでも、世界最速のドライバーになれることを証明した」と話し、「日産車で競う世界最高のゲーマーたちに出会えることを楽しみにしている」とコメントしている。

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