18年版の「科学技術白書」発表 国内研究基盤の弱体化を懸念

2018年6月14日 20:54

印刷

記事提供元:スラド

 政府が2018年版(2017年度)の科学技術白書を発表した(文部科学省の科学技術白書ページ日経新聞毎日新聞朝日新聞)。

 科学技術白書では、日本の論文数や被引用数が減少しているとし、科学技術に関する基盤的な力の強化が必要としている。また、キャリアパスの不安定さや経済的負担などから大学博士課程に進学する学生が減少していること、人材の流動性や多様性が不足していること、新たな研究分野への挑戦が不足していること、研究時間が減少していること、研究資金の伸びが停滞していることなどが指摘されている。

 スラドのコメントを読む | 日本 | 教育

 関連ストーリー:
科学技術振興機構、ExaScalerに開発を委託していたスパコンの開発中止を決定 2018年04月06日
中国科学院の予算規模は理化学研究所の10倍 2018年02月21日
英THEの2018年アジア大学ランキング、日本勢は東大が8位でトップ 2018年02月15日
日本の大学の競争力低下は官庁から教授・准教授への天下り増加が影響しているのではないかという説 2018年02月03日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事