6月FOMC予測で金利見通しは据え置きか

2018年6月6日 17:16

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記事提供元:フィスコ


*17:16JST 6月FOMC予測で金利見通しは据え置きか
 米連邦準備制度理事会(FRB)は6月13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で金融政策を決定する。5月雇用統計は大方の予想を上回る強い内容だったことから、政策金利であるFFレートの誘導目標水準は現行の1.50%-1.75%から1.75%-2.00%に引き上げられる見込み。6月の追加利上げは織り込み済みと思われるが、FOMC予測で今年4回の利上げ見通しが示された場合、長期金利はやや上昇し、主要通貨に対するドル買いが優勢となる可能性がある。

 市場関係者の間では今回のFOMC予測は3月時点と変わらない内容になるとの見方が多いものの、利上げペース加速の可能性が提示された場合、米国株は大幅安となり、ドルの上値は重くなる可能性は残されている。《MK》

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