【銘柄フラッシュ】日本通信など急伸しスパンクリートは株主提案巡る思惑が言われて高い

2018年6月4日 17:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 4日は、日本通信<9424>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、引き続き同社のFinTech(フィンテック)プラットフォームが金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援案件として決定したことなどが材料視されて2日連続ストップ高の29.6%高。

 東証1部の値上がり率2位は山崎製パン<2212>(東1)の13.7%高となり、1日付で、「製品価格一部改定のお知らせ」を発表しており、これが好感されたとの見方。

 3位はネオジャパン<3921>(東1)の12.2%高となり、「ウェブ会議」機能を搭載したグループウェアの新バージョンや、小学校での「プログラミング教育」導入構想などが言われて大きく戻り高値を更新。

 マークラインズ<3901>(東2)は1日に東証1部への6月8日移籍(指定変更)が決まり10.2%高と高値を更新。相模ゴム工業<5194>(東2)は海外での需要が予想以上との見方があり8.4%高の4日続伸となってV字型の切り返し高を継続。

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東マ)は4日付で「米国X線自由電子レーザー施設LCLSからの大型受注」を発表したことが言われ、後場の取引開始から一気にストップ高の16.8%高まで急伸。そのまま高値引け。AppBank<6177>(東マ)もストップ高の16.4%高となり、「マックスむらい」氏がかかわるニュースリリースを出すと株価が急動意になるとされ、このところストップ高が多いため投機妙味も強いとされて急伸。

理研グリーン<9992>(JQS)は1日に業績見通しの増額を発表し多ことなどが注目されストップ高の17.5%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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