“泊まれるワークスペース”に 三井不動産が汐留に新タイプのシェアオフィス

2018年5月18日 11:39

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「ワークスタイリングSTAY」エントランスのイメージ。(画像: 三井物産の発表資料より)

「ワークスタイリングSTAY」エントランスのイメージ。(画像: 三井物産の発表資料より)[写真拡大]

  • 上下セパレートタイプの個室。
  • 休憩・宿泊に特化したシンプルタイプ。

 多様な働き方が課題になっている中、三井不動産(東京都中央区)は31日より、東京・港区汐留のイタリア街で、“泊まれるワークスペース”として、「ワークスタイリングSTAY」を開業する。これは、「泊まる」「くつろぐ」「働く」を一つの空間にそろえ、多様化するビジネスシーンに対応し、企業の新しい働き方を実現する「ワークスタイリング契約」法人向けのサービスである。

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 同社は、2017年4月より、法人向け多拠点型シェアオフィスとして「ワークスタイリング」を展開している。今回開業する「ワークスタイリングSTAY」は、その一環であり、泊まれる空間やパウダールーム、バスルームなどを備えている。

 汐留は、東京駅や羽田空港などへのアクセスがよく、出張等の際に安心・上質・手軽な宿泊施設としての利用を期待している。また、宿泊だけでなく、早朝フライト前後やフレキシブルな勤務後の休息などにも利用できるとしている。施設には、仕事のための個人作業やオープンスペースでのメールチェックなど、働き方に応じた環境を整えている。

 利用時間帯は、泊まる場合、年中無休で、午後5時から翌朝9時まで、ショートステイは、平日は午後5時から翌朝9時まで、土日祝日は午前10時から翌朝9時まで、ワークスタイリングの場合は平日午前10時から17時までとなっている。

 「ワークスタイリングSTAY」汐留イタリア街は、男性42ブース、女性13ブースの計55ブースの個室がある。(記事:南条 誠・記事一覧を見る

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