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「Amazonフレッシュ」開始1年 エリア拡大 会員数は昨年6月から2倍に
アマゾンフレッシュの画面イメージ。(写真:アマゾンジャパン発表資料より)[写真拡大]
アマゾンジャパンは19日、プライム会員向け生鮮食品配送サービス「Amazonフレッシュ」が日本での開始1年を迎えるにあたり、その運営状況を発表した。
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■「Amazonフレッシュ」のサービスとは
「Amazonフレッシュ」は生鮮食品や日用品などを配送してくれるサービスで、いわゆるネットスーパーにあたる存在である。日本でのサービスは、アマゾンジャパンにより2017年4月21日から開始された。
このサービスを利用できるのはアマゾンのプライム会員のみで、利用できるエリアもまだ限定されている。エリアは当初東京6区から始まり、2018年4月時点では、東京18区、西東京、神奈川、千葉県の一部での展開となっている。商品点数は17万点以上にも及び、生鮮食品に加え、ミールキットや総菜も扱っている。
■他社サービスとの比較点
他のネットスーパーと「Amazonフレッシュ」の異なる点として、2時間ごとの希望の時間帯で配達指定ができることが挙げられる。配達時間帯は午前8時から夜の0時までカバーし、注文してから最短4時間で配送するという迅速さも魅力だ。
生鮮食品の品質キープにも注力し、朝採れ野菜や新鮮な魚など、鮮度にこだわった食品を配達する。鮮度を保つため、物流拠点である「アマゾン川崎フルフィルメントセンター」にて商品を6温度帯に分けて管理している。もし鮮度に不満があれば、鮮度保証プログラムにより代金の返金も行っている。
■伸びつつあるプライム会員数
「Amazonフレッシュ」の認知度が上がるにつれ、2017年6月と2018年3月を比較すると、会員数は2倍以上に増加。
「Amazonフレッシュ」を利用するには、まず会費が必要なプライム会員になる必要がある。プライムのサービスは日本では2007年6月から開始され、サービス内容は徐々に拡大。配送料無料は既におなじみだが、プライムビデオという動画配信サービスや、対象作品が聴き放題の音楽配信サービスもある。米国でのプライム会員が1億人を突破したという発表がされているが、日本でのプライム会員数は発表されていない。サービスの種類が増え顧客のメリットが高まれば、今後も会員数が増加していくことが予測される。(記事:stellarlight・記事一覧を見る)
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