Facebookなどから収集の4800万人相当のデータ、ネット上に放置

2018年4月25日 10:58

印刷

記事提供元:スラド

 Facebookによる情報収集および収集されたデータの漏洩が問題となっているが、米国の「LocalBlox」という企業がFacebookやLinkedIn、TwitterといったSNSから収集した4800万人相当の個人情報をAmazonのクラウドストレージサービスであるS3上にアップロードし、パスワードなしでアクセスできる状況にしていたという(Forbes JapanZDNet)。

 アップロードされたデータは合計で1.2TBというサイズで、プライバシや情報流出対策のコンサルティングを行うUpGuard社のチームが発見したという。UpGuardによると、このデータには氏名、住所、誕生日といったデータが含まれていたという。LocalBloxは世界中の企業や消費者データをグラフ構造化して提供するといったビジネスを手がけている企業で、そのためにこれらデータが使われていたようだ。また、そこに含まれていたデータからacebookやLinkedIn、Twitterからデータをスクレイピングして集めていたことが推測できたという。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | Facebook | IT | 情報漏洩 | プライバシ

 関連ストーリー:
AppleのクックCEO、Appleは顧客情報を収益化することはしないと発言。ザッカーバーグ氏は反発 2018年04月06日
個人を監視している企業はFacebookだけではない 2018年04月04日
Facebook、新検索サービス「グラフサーチ」を発表 2013年01月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事