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文字列検索ツール「C-GREP」登場 新元号対応など大量一括修正に活躍
「C-GREP」ロゴ。(画像: クライムの発表資料より)[写真拡大]
ソフトウェア受託開発会社「クライム」は、大量の書類・帳票・プログラムを一括検索することが可能な文字列検索ツール「C-GREP」を、4月23日にリリースした。
政府は昨年、天皇陛下が退位される日を2019年4月30日とする政令を決定した。その後、皇太子様が翌5月1日に新天皇に即位され、新元号となる。余談だが、天皇の退位は江戸時代の1817年の光格天皇以来、約200年ぶりで、現行憲法下では初めてとなる。
新元号を迎えるにあたり、書類・帳票・プログラムに記載された元号の見直し問題に頭を抱えている人は意外と多いのではないだろうか。この「C-GREP」を使用すれば、ファイルを選択、キーワードを指定するだけで変更を必要とする文書および、文書内の変更必要箇所を一括で検索・一覧表示することが可能になる。検索結果は、一覧表示はもちろん、文書内の変更必要箇所をハイライト表示したイメージで確認することができる。つまり、文書の変更作業を大幅に軽減し、漏れのない確実な作業をサポートしてくれるのだ。
ファイル形式は、PDF、PowerPoint、Excel、Wordに対応。「C-GREP」に検索対象ファイルを取り込み、キーワードを入力するだけで操作は完了。検索結果は、画面に表示するだけではなく帳票(Excel)としても出力でき、結果の管理・共有が容易に行える。元号変更作業に限らず、知りたい情報の記載箇所検索、誤字チェックの水平展開などのさまざまなシーンで活用できそうだ。価格は1ライセンス 税抜3万円。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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