関連記事
超音波使いネットから隔離されたコンピューターよりデータ盗む手法
記事提供元:スラド
インターネットに接続されていない、もしくは完全に分離されたネットワークに接続されているPCから情報を盗む方法として、過去にハードディスクのシーク音を利用するものやPCが発する電磁波を利用するもの、熱を利用するもの、冷却ファンのノイズを利用するものなどさまざまな手法が考案されてきた。そして、このたび新たに超音波を使ってデータを盗む方法が考案されたという(GIGAZINE)。
この手法は、以前話題になった音声出力を音声入力に替えることでヘッドホンを盗聴マイクにしてしまうハックを組み合わせて利用するもので、ターゲットのPCにマルウェアを感染させ、スピーカーをマイクとして使用して超音波で通信を行うという手法。スピーカーどうしを使った通信では、最大9メートル離れた位置でも通信が行えたという。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | テクノロジー | セキュリティ
関連ストーリー:
音声出力を音声入力に替えることでヘッドホンを盗聴マイクにしてしまうハック 2016年11月28日
ハードディスクのシーク音を利用してエアギャップ環境からデータを盗む「DiskFiltration」 2016年08月18日
PCの冷却ファンのノイズを利用してエアギャップ環境からデータを盗み出す「Fansmitter」 2016年07月03日
パソコンの発する電磁波をAMラジオで受信してRSA秘密鍵などを解析 2015年06月21日
熱を使ってネットワークから隔離されたマシンと通信する手法が考案される 2015年03月27日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク