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【株式評論家の視点】ネットマーケティングは今6月期第2四半期業績が順調、東証本則市場への変更を視野に入れる
ネットマーケティング<6175>(JQS)は、2017年3月31日にJASDAQスタンダード市場へ上場。同社は、インターネットの無限の可能性を追求し、社会に新しい価値を提供するリーディングカンパニーを目指している。現在、同社は広告プロモーションの戦略立案から運用支援までを一貫して提供するアフィリエイトエージェントとしての『広告事業』と、安心・安全な出会いの場を提供する恋愛マッチングサービス「Omiai」を運営する『メディア事業』を展開している。
今2018年6月期第2四半期は、中核事業である広告事業の拡販、「Omiai」を主軸としたメディア事業の収益基盤の確立を中心に、事業拡大に向けた取り組みを進めているが、昨年12月末時点のOmiai有料会員数は44,949人(同6月末40,118人)、Omiai累計会員数は269万人(同226万人)、Omiai累計マッチング組数は1,343万組(同935万組)と順調に伸びている。2月19日、現在上場している東京証券取引所JASDAQ市場から東京証券取引所本則市場への変更申請を2018年6月期中に目標に行うと発表しており、より一層の社会的信用や知名度の向上を図ることで、業容の拡大が期待される。
今18年6月期第2四半期業績実績は、売上高50億2100万円(前年同期比8.0%増)、営業利益3億0400万円(同47.4%増)、経常利益3億1500万円(同53.5%増)、純利益2億2000万円(同59.2%増)に着地。成長ドライバーであるメディア事業(Omiai)が牽引し、営業利益は通期計画に対する進捗率が56.3%と順調に推移している。
今18年6月期業績予想は、売上高112億0500万円(前期比10.1%増)、営業利益5億4000万円(同22.4%増)、経常利益5億3800万円(同27.2%増)、純利益3億7100万円(同25.0%増)を見込む。年間配当予想は、期末一括10円を予定している。
株価は、昨年11月15日安値1241円から本年2月1日に上場来高値2250円と買い進まれた後、同14日安値1431円まで調整を挟んで2月23日高値2181円と上昇している。今6月期第2四半期業績は順調に推移し、東京証券取引所本則市場への変更を視野に入れており、押し目買い優位に上値を伸ばすと期待される。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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