プレミアムフライデー開始から1年、認知度は約9割 利用は約2割

2018年2月24日 11:30

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 プレミアムフライデーがスタートしてはや1年、その認知度・利用率は?人材サービスのVSNは、男女20~50代のビジネスパーソン1,651名に、「プレミアムフライデー」利用実態調査をインターネットリサーチにて実施した。

【こちらも】プレミアムフライデー、一度でも利用は2割、過ごし方は1位は買い物 VSN調べ

 まず初めに、プレミアムフライデーの浸透度を調査。プレミアムフライデーとは2017年に政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンで、月末の金曜日に午後3時に退社することを奨励している。この制度を「知っている」と回答したのは93.9%と高い結果となった。導入当初はメディアで取り扱われることは多かったが、最近ではあまり話題に上らない。認知度は高いようだが、利用率はどれくらいか?過去一度でも利用したことがある人は全体で22.8%、性別・年代別に比較すると20代・男性が最も高く44.7%が「利用したことがある」という結果となった。

 プレミアムフライデー当日の過ごし方は「ショッピング」が第1位、半年前にVSNが発表した調査結果と大きく変わらない結果となっている。労働環境は12.7%が以前と変わったことを実感と回答。

 今後もプレミアムフライデーを活用したいか?という質問には75.4%が「はい」と回答していた。実はプレミアムフライデーは多くの人に支持されていたのだった。一方、反対意見も。「プレミアムフライデーは不要」と答えた人は18.1%いた。その理由を尋ねると、「早く帰った分、翌週に仕事が残るから」がトップに挙げられた。また、プレミアムフライデーを活用できるのは一部の大企業だけではないかという意見も多くある。

 プレミアムフライデーを月初めという案もあるようだが、今後は国民全員が享受できハッピーになれるプレミアムフライデーを模索してもらいたい。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る

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