任天堂、TDK、ソフトバンクGなど/本日の注目個別銘柄

2018年2月23日 16:04

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記事提供元:フィスコ


<7974> 任天堂 48360 +1180大幅反発。緩やかなリバウンド基調が継続。なお、クレディ・スイス証券では、投資評価「OUTPERFORM」を据え置き、目標株価を58,000円から70,000円に引き上げている。実績とコンセンサスの差異の一因はコントローラー売上高だと考え、クレディ・スイスでは予想にコントローラーの業績予想を追加。業績予想を上方修正している。過去最高は通過点。前例のない成長が始まるとの見解を示している。

<6762> TDK 9650 +300大幅反発。電気自動車(EV)向けの無線給電システムを自動車メーカーと共同開発すると報じられている。駐車するだけで充電できる無線給電システムの実用化は、EV市場の拡大を後押ししそうだと伝えている。2021年の実用化を目指すようだ。株価は緩やかなリバウンドをみせており、上値抵抗の25日線に接近。

<4217> 日立化成 2411 +544日ぶり反発。調整基調が続いているが、2400円処で下げ渋る動きをみせている。なお、全固体電池向け素材ベンチャーの米アイオニック・マテリアルズに出資したと報じられており、材料視されているようだ。調整一巡感も意識され、押し目拾いのスタンスに。

<6859> エスペック 2676 +69反発。マドを空けての上昇となり、上値抵抗の25日線を捉えてきている。なお、岩井コスモ証券では投資評価を「B+」から「A」に格上げし、目標株価を3000円から3150円に引き上げている。自動車やスマホ関連の受注好調が3Qも継続。会社側は通期予想を据え置いているが、事業環境は引き続き良好なため計画上振れに期待しているようである。

<9984> ソフトバンクG 8896 +1214日ぶり反発。25日線に上値を抑えられる状態が続いているが、下値を切り上げる形状から煮詰まり感が台頭。なお、野村証券では、アリババとスプリントの野村業績予想修正を反映し、決算説明会を踏まえて連結業績予想を微修正。目標株価を12420円から13330円に引き上げている。株価は依然割安な水準として、投資判断は「BUY」を継続している。

<6460> セガサミーHD 1579 +9小反発。ダブルトップ形成後は高値圏でのもち合いが継続。傘下のセガ・オブ・アメリカは、米パラマウント・ピクチャーズと人気アクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の映画を共同制作すると報じられている。実写とCGアニメを融合した作品で、2019年11月に米国で公開すると伝わっている。《DM》

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