【注目銘柄】アルトナーは自律調整一巡して上値試す、18年1月期2桁増益予想で上振れの可能性、19年1月期も収益拡大期待

2018年2月1日 15:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アルトナー<2163>(東2)に注目したい。設計開発・ソフトウェア開発の技術者派遣事業を展開している。18年1月期2桁増益・増配予想で上振れの可能性が高いだろう。需要が高水準であり、19年1月期も収益拡大が期待される。株価は上場来高値圏から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。

■18年1月期2桁増益・増配予想、19年1月期も収益拡大期待

 18年1月期非連結業績予想は、売上高が17年1月期比8.1%増の55億68百万円、営業利益が12.8%増の6億23百万円、経常利益が11.0%増の6億26百万円、純利益が18.6%増の4億31百万円としている。

 配当予想は年間26円(第2四半期末13円、期末13円)としている。17年2月1日付株式2分割を考慮して17年1月期の年間45円を22円50銭に換算すると、実施的に3円50銭増配となる。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比11.6%増収、営業利益が18.5%増益、経常利益が17.6%増益、純利益が23.9%増益だった。技術者稼働人員数の増加、稼働率の高水準推移、技術者単価の上昇などで2桁増収増益だった。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が77.1%、営業利益が79.9%、経常利益が80.8%、純利益が81.0%と高水準である。稼働率は17年11月98.7%、12月99.4%と第4四半期も高水準に推移している。通期予想は上振れの可能性が高いだろう。需要が高水準であり、19年1月期も収益拡大が期待される。

■株価は自律調整一巡して上値試す

 株価(17年10月26日付でJASDAQから東証2部に市場変更)は、12月18日の上場来高値2344円から利益確定売りで一旦反落したが、2000円近辺から切り返している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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